就職・転職を機に生活環境が変わる際に注意すべき事柄

はじめまして!
YAMAGATA INTECH 人材サービス部のSKです。
4月に入社し、はや2ヶ月が過ぎました。
我々は日本で就職や転職をされる方々のサポートをする仕事をしているわけですが、日本で仕事をして暮らしていきたいという皆様の熱意に応えるべく日々励んでおります。
私自身も転職してきまして、皆様の就職活動・転職活動をお手伝いするため、新たな挑戦をしていきたいと考えています。
今後ともよろしくお願い致します。

さて、ロシアでは4年に一度のサッカーの祭典であるワールドカップが開催されています。
この文章がアップされる頃には、日本もグループリーグの初戦を終えているかもしれません。
個人的には同県人の長友佑都選手に是非とも活躍していただきたいところです。

日本代表の選手たちは、こうして国外に遠征することも多いですし、海外のクラブでプレーする選手も増えています。
やはり、自分の生まれ育った国を離れてアウェイの地で戦うということは、我々が考えている以上にストレスフルなことだと思います。
気候も習慣も食べ物も違う環境で最高のパフォーマンスを見せることは容易ではありません。

海外から日本にやってきて仕事をしている皆様も、日常の生活で様々な苦労をされていることと思います。
母国との習慣の違いから思わぬトラブルになって困ってしまった、ということも少なくないのではないでしょうか。
今回は、外国人の方々が日本の住宅に住む上でトラブルになりがちなことについて書いてみたいと思います。

弊社のスタッフさんでも、転職に伴って引っ越しをされたり、学校を卒業して就職する際に別の町に転居される方も多いですが、引っ越し先ではまた新たな人間関係を作っていく必要があります。
職場が変わることだけでも大きな変化ですが、同時に生活環境も変わるとなると、慣れるまでは心身ともに大変だろうと思います。

今回のブログの内容を参考にしていただければ幸いです。


◎ゴミはきちんと分別しましょう◎

これは本当によくある問題です。
国によっては日本より細かい分別をしなければならないところもあると思いますが、やはり多くの方が「日本のゴミ分別、面倒くさすぎる!」と叫んでいるものと思います。
しかも自治体によって分別の方法や難易度が異なるという点もトリッキーです。
引っ越したら引っ越した先のルールを確認して、それに従わなければなりません。
西洋では「When in Rome, do as Romans do.」(ローマではローマ人のように振る舞え)などと言いますが、その表現を借りれば、「品川では品川区民のようにゴミを分けろ」です。


◎大騒ぎをしてはいけません◎

日本は国土の約70パーセントが山地で、狭い平野部に1億人を超える人々が住んでいます。
マンションやアパートはもちろんですが、一戸建ての家でも近隣の建物まで声が届くような状況であることが多いです。
大音量で音楽をかけたり、大きな声を出して騒いだりしないように気をつけましょう。
例えば、ひいきのプロ野球チームが25年ぶりに優勝を決めたりすると雄叫びを上げたくなるのも無理はありませんが、自宅でテレビ観戦の場合は静かに感動の涙を流すというのが思慮分別のある態度と言えます。
大騒ぎをしていると隣の人が苦情を言いにくることもあるでしょうが、いきなり警察に通報されることも有り得ます。


◎土足で部屋に上がってはいけません◎

日本の家屋では、屋内と屋外を完全に分けるというのが、基本的な考え方です。
家に入るときには必ず靴を脱ぎましょう。
逆に、スリッパで外に出るというのも御法度です。
さらに、屋内でも、畳の部屋に入るときにはスリッパも脱ぎます。
これらは日本人にとって、もはやルールだと意識もしていないくらい当たり前のことです。
シャワーを浴びるときに服を脱ぐのと同じレベルの発想です。
日本の住宅は、そもそも靴で歩き回ることを想定した作りになっていません。
床などを傷めると、引っ越しなどで退去するときに、家主から高額な修繕費を請求される可能性があります。

いかがでしたでしょうか。
近隣の住民とこのようなトラブルを起こすと今の場所に住みにくくなりますし、くれぐれも注意しましょう。
皆が気持ち良く毎日を過ごすためにはどうするべきか、ということを考えて、平和で快適な生活を送っていただけると幸いです。