異常気象と言われるほどの暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
YAMAGATA INTECH人材サービス部大阪支店が開設致しまして早一か月、
ここ大阪でも連日35度を超える猛暑の中、日々たくさんの外国人の方々が買い物や観光をしているのを見かけます。
そう、ここ大阪はインバウンドに関してもとっても”熱い”地域なのです。
今回は大阪府におけるインバウンド事情についてお話ししたいと思います。
去る7月18日、観光庁は訪日外国人観光客の都道府県訪問率の1位が大阪府となったことを発表しました。
皆様はインバウンド用語の「ゴールデンルート」という言葉をご存知でしょうか。
これは訪日外国人にとってメジャーで人気のある観光地を、旅費や日程を最小限に抑えつつ、効率よく回れるルートを意味します。
最も人気があると言われているのは、東京・箱根・富士山・名古屋・京都・大阪という
伝統的な日本の観光スポットを網羅できる旅行ルートです。
大阪府は京都にも近く、近年では爆買いの需要や、旅行客から非常に人気の高いテーマパークの影響もありゴールデンゲートに組み込まれる率が非常に高いです。
成田空港から入国し、関西国際空港から出国もしくは逆の順路を辿るケースが多いため
関西国際港のある大阪は、必然的に訪問数が高くなると言えるでしょう。
またfree wifiの対応施設は7000施設以上、案内表示の英語対応をしている施設は全体の75%以上と、全国でも特にインバウンド対応に力を入れている地域となります。
(引用:訪日ラボ https://honichi.com/areas/kansai/osaka/)
大阪府を訪れる外国人旅行客は毎年約25%で伸び続けており、世界トップレベルです。
また、訪日観光客によるインバウンド消費額においては、
ここ3年で2400億円ほどだったものが8700億近くまで伸びており、3.5倍の伸び率を誇ります。
関西の平均では2.8倍、これは関東の伸び率平均である1.8倍と比べても非常に高いと言えます。
特に大阪難波/心斎橋の路面店ではほとんどのお店にバイリンガルスタッフや通訳が在中し、
大阪府下では約4000店以上で免税対応しているなど、インバウンド観光客にとって買い物天国と呼べる地域でしょう。
大阪観光局では、2025年の万博EXPO誘致に向けて、
インバウンド受け入れ体制をより一層強化する施策を打ち出しました。
まずは2019年、ラグビーW杯や2020年のオリンピックで
スポーツMICE(※)施策を実践しています。
それに伴い、新設ホテルや民泊・インフォメーションセンター
「天下の台所」としての食のブランディングなど府をあげて行っている背景から
今後、ますますインバウンド業界においては伸び続けることが期待されるでしょう。
インバウンド対応でお困りの企業様、
またインバウンド対応として語学を活かして活躍したい求職中の皆様、
ぜひ、お気軽にYAMAGATA INTECHへご相談ください。
お読み頂きありがとうございました。
※MICE:Meeting(会議・研修・セミナー)、Incentive tour(報奨・招待旅行)、Convention またはConference(大会・学会・国際会議)、Exhibition(展示会)の頭文字をとった造語