西暦と和暦

こんにちは。
YAMAGATA INTECH 人材サービス部大阪支店のSKです。

5月からの新元号が「令和」に決定しました。

日本では文書を作成する際の日付などで元号を用いる場合も多く、今年については4月30日までが「平成31年」、5月1日以降は「令和元年(がんねん)」となります。
このブログは外国出身の方にも読んでいただいていると思いますので書いておきたいと思いますが、「令和1年」ではなく「令和元年」ですので、ご注意下さい。
日本の硬貨(コイン)には元号で発行年が表示されています。
「平成元年」と書かれているものは、平成の最初の年に発行されたものということになります。

ちなみに、平成の前は「昭和」という元号でした。
昭和の最終年となった1989年は1月7日までが「昭和64年」で、1月8日から「平成元年」となりました。
そのため、昭和64年に発行された硬貨は枚数が少なくレアだということで、小中学生の頃に集めていたものです。
残念ながらそんなに値段が上がったりはしていないですけど(笑)。
西暦と元号を使った和暦の関係を調べて、母国の家族が生まれた年の硬貨をお土産にするのも面白いかもしれません。

さて、日本では文書を作成する際、西暦を使うこともあれば、和暦を使用する場合もあります。
既に就業中の方は仕事で作成する書類等で、就職・転職活動中の方は履歴書や職務経歴書等で、日付を書く時には注意が必要です。

会社での業務で書類を作成する場合は、提出先によって西暦と和暦のどちらを使用するかがルールとして決められている場合があります。
過去の書類を見たり、上司や先輩に質問するなどして確認しましょう。
会社全体の文書の作成ルールを重視している企業もありますので要注意です。

履歴書や職務経歴書を作成する場合には、西暦と和暦のいずれを使用しても差し支えありません。
ただし、同じ文書内では、西暦なら西暦、和暦なら和暦、という形で統一しましょう。
作成年月日を西暦で書くなら、生年月日や学歴・職歴等の欄も西暦で、といった具合です。
インターネットで「西暦 和暦 早見表」といった言葉で検索すると、西暦と和暦を確認できる表が見つかります。
こういったものを利用して、正確に書いていただければと思います。

国や自治体の機関では和暦を使用するケースが多い傾向があります。
自動車の運転免許証でも、生年月日や発行年月日等は和暦で記載されています。
在留カードには年月日が西暦で記載されていますが、こちらは所持するのが外国人であることを踏まえて、わかりやすい表記にしているものと思われます。

2つの表記方法があることで混乱することもあるかもしれませんが、この記事が理解の助けになれば幸いです。