Why everybody loves RAMEN?
本日は、日本が誇るラーメンの魅力をご紹介しましょう。
外国人の観光客にも非常に人気があり、安くて気軽に食べられる日本人のソウルフードとも言えるラーメン。
麺の文化自体は中国から伝わってきたといわれていますが、日本のラーメン文化は独自の発達を見せており、他の国では決して味わえないおいしい食事です。しかし、歴史上では100年ほどの間に、沢山の種類が生み出されています。
北は北海道、南は沖縄まで、ご当地ラーメンと言われる地域ならではの味があります。北海道でラーメンといえば、必ず地元の人は味噌ラーメンを思い浮かべるでしょう。しかし、北海道の函館という地域では塩ラーメンが一番有名です。九州地方でラーメンといえば、真っ先に出てくるのはとんこつラーメンです。福島など喜多方では、しょうゆラーメンが有名です。沖縄では、ラーメンと呼ばず沖縄そばという豚の大きめの角煮が入った麺料理が一番親しまれています。
このように、日本にはあちこちにその地域ならではの味のラーメンが溢れているのです。スープだけではなく、麺も太麺、細めん、ちぢれ麺などかなりの種類があり、スープに絡みつくように工夫されています。とんこつの麺は細くてまっすぐな針金のような形をしていますし、しょうゆラーメンにはちぢれ麺がよく合います。
また、上に乗せるトッピングもかなり差があります。味噌ラーメンでは、たっぷりのとうもろこし、もやしが乗っています。横浜でなじみのあるサンマーメンは、炒めた野菜のあんかけがたっぷりと乗っています。しょうゆラーメンでは、チャーシュー、なると、ねぎなどシンプルなものが多いです。このように日本のラーメン文化は小さな国の中で独自の変化を遂げており、たいていの地域ではその土地オリジナルのラーメンがあるのです。
日本人のお子様~お年寄りまで幅広い世代に愛されていて、1杯でおなかいっぱいになれて、値段も1000円以下とリーズナブル。まさにラーメンは日本が世界に誇るべき食文化であると言えるでしょう。
最近では、スープと麺が別々になっていて食べるときに麺をつけながら食べるつけ麺も夏場よく見かけるメニューです。残ったスープに、お湯を足してもらうスープ割りを提供しているお店も多いですね。また、替え玉と言って、残ったスープにおかわりするための麺を入れてもらうサービスもあります。(有料ですが)
日本でラーメンは食べたことがあるけれど、自分の住んでいる場所以外のラーメンはあまり知らないという方、ぜひ旅行をした時にその地域限定のラーメンを探してみてください。カップラーメンとは違う、奥深いラーメンの魅力にはまってしまうはずです!