就・転職活動やビジネス場面での間違った日本語

みなさん、こんにちは。
YAMAGATA INTECHのNAです。

昨年11月に、「就職・活動のベストシーズン到来!」というブログ記事を投稿しました。
これから、5月頃までが1年で最も番求人が増え、求職者も動く、就職・転職マーケットの
黄金期です。

このブログをご覧の方の中にも、まさに現在就職・転職活動中の方もいらっしゃるかもしれませんね。転職活動には、応募書類が非常に重要です。

本日は、応募書類や日本語について少しお話をしたいと思います。
お仕事探しの最初のステップは、ご自身のスキルの棚卸をし、職務経歴書をしっかり作成することから始まりますが、外国籍の求職者には、履歴書しか用意していない方や、職務経歴書はあるものの、簡単な内容しか書いていない方が大勢います。

職務経歴書には、これまで就業した企業の規模(資本金、従業員数、売上金額等)や、会社の業態・取り扱い製品やサービス、自身の詳細な担当業務、個人の実績もしっかり記入しましょう。
また、志望動機や自己PR部分は応募企業によって変わるので、応募企業毎に変更し作成します。
応募企業毎に変更するのを大変だと感じる方もいると思いますが、同じ企業に応募するライバルは職務経歴書をしっかり作成しているかもしれません。

簡単にしか記入していない職務経歴書では、本来評価されるべき経験やスキルが正しく評価してもらえない事にもなりかねず、書類選考の通過にも影響することもあり、最終的には転職のチャンスを無駄にしてしまうこともあります。

本気で、「日本で仕事を探したい!」とお考えの方は、ご自身の応募書類を客観的に見直してみましょう。もし、日本企業に評価される応募書類の書き方がわからないという方は、弊社コーディネーターにご相談ください。皆さんの履歴書・職務経歴書の記入について適切なアドバイスをさせていただきます。

ちなみに、面接やビジネスの場面でよくある、間違った日本語の使い方や、残念な使い方の一部をご紹介します。普段のメールのやりとりや、書類作成の際の参考にしてください。

1.貴社、御社の違い
御社→口頭で使用
貴社→メール、文書等で使用
メールでは「貴社のWEB SITEを拝見し」となりますが、
面接などでは、「御社のWEB SITEを拝見し」などのように使います。

また、メールなどでは”帰社”や”汽車”などのように変換ミスも多いので 要注意です。

2.ご教示、ご教授の違い(書き言葉
「ご教授」は、学問や技術、芸などを授けてもらう際に使い、「ご教示」は知識や方法を教え示して もらう際に使います。

例えば、「ご都合の良い日程をいくつかご教示ください。」
また、応募時の書類を確認したい時は、「応募に関する必要書類についてご教示ください。」
のように使用されます。

一方、Excelのvlookup関数がわからず、教えて欲しいといったケースでは「ご教授」を使います。
また、中国語や英語でどのように言うか教えて欲しい場合なども「ご教授」を使用します。

「ご教授」と「ご教示」の使い分けは難しく、日本人でも間違えているケースもありますが、
外国籍の方や若い方がしっかり使い分けていたらかっこいいですね!

3.「お力添え」
助けてもらったときや、相手に力を貸してもらいたいときに使用します。
自分の行為や行動に対しては使用しません。

例:①お力添えに感謝いたします。→正しい使用方法
②お力添えの程、宜しくお願いいたします。→正しい使用方法
③この度はお力添えできず大変申し訳ございません。→正しい使用方法
→自分の行為に対しては「お力添え」は使用しない為、③のケースでは、
「この度はお力になれず大変申し訳ございません。」や、
「この度は力及ばず大変申し訳ございません。」などのようになります。

4.×バイト→〇アルバイト
→バイトは話し言葉で友達同士などでは使用しますが、目上の方と話をしたり、書き言葉や
正式な場では使いません。正しくは「アルバイト」ですので、気を付けましょう。

5.×携帯 ×ケータイ→〇携帯電話
→「ケータイにお電話ください。」「携帯に折り返しお電話します。」など口頭では使いますが、
書き言葉では略さず「携帯電話」がベストです。

以上、いかがでしたか?
普段何気なく使用している略語や、流行り言葉、会社内や業界内のみ通用する専門用語を使用している事も多いので、再度、応募書類を見直す事をおすすめします。

現在、お仕事をお探しのみなさんに良い会社とのご縁があるよう、サポートいたしますので、
就職、転職活動中の方は、是非、YAMAGATA INTECHへご相談ください!