面接でよく聞かれる質問について その2

こんにちは。
YAMAGATA INTECH 人材サービス部のSKです。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、これまでにない辛い状況が続いていますね。
平穏に過ごせる日常が戻ってくることを祈るばかりです。

さて、以前にも就職活動・転職活動をされる際の面接でよく聞かれる質問について書いたことがありますが、今回はその第2回です。
皆様が面接を受けられる際の参考になれば幸いです。

◎『これまでの仕事で大変だった出来事を教えて下さい』

面接官からの質問に答える際に大事なのは、質問の意図を理解することです。
この「これまでの仕事で大変だった出来事を教えて下さい」という質問であれば、あなたがその大変だったことにどのように対処したのか、どのように解決したのか、ということがおそらく質問者の知りたがっていることです。
つまり、「大変だったけれど、うまく対応して解決することができた出来事」を答えるのが良いということになります。
「解決できなかったのであきらめました」というような事例では、面接官に良い印象を与えることはできません。
あなたの問題解決能力をアピールできるように考えておきましょう。

◎『あなたの長所と短所は何ですか?』

この質問で注意したいのは短所の答え方です。
単純に自分の悪い部分を答えるだけでは面接官にネガティブなイメージを持たれるだけになってしまいます。
間違えないでいただきたいのは、「質問に対して嘘の回答をする」ということではありません。
短所について答えながら、「でもこういうふうにしようと努力しています」だとか、「でもそれが失敗につながらないようにこういうふうに気をつけています」といったような答え方をすると良いでしょう。
例えば、あなたの短所が「細かいことが気になってしまうこと」であれば、「作業の締め切りには遅れないよう注意を払いながらクオリティは維持するよう努めています」といったような具合です。

◎『仕事をする上で最も大切だと思うことは何ですか?』

この系統の質問が出たときは、やはり面接官の意図をしっかり把握して答える必要があります。
例えば、一般論として仕事をする上で大事なことは何か、というつもりの質問かもしれませんし、あなたが今面接を受けている企業の業種や採用後の職種について何が重要か、という意味かもしれません。
話の展開で明確にわかる場合もあると思いますが、曖昧だなと思ったら質問者に確認をしてから答えるようにしましょう。
特に日本語があまり得意でない方の場合、わかったふりをして答えてしまう場合もありますが、質問に対する答えが的確でないとマイナスポイントになってしまいかねません。
この質問に限りませんが、はっきりわからない場合は、「~ということでしょうか?」というふうに確認するようにしましょう。

いかがでしたでしょうか。
今後面接を受けるときの参考にしていただければと思います。
あなたの就職活動・転職活動がうまくいくことを願っています。