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こんにちは。
YAMAGATA INTECH 人材サービス部大阪支店のSKです。

2018年も残りわずかとなりました。
今年の新語・流行語大賞の年間大賞は、平昌五輪で銅メダルを獲得したカーリング女子日本代表が競技中に発して話題になった「そだねー」でした。
サッカーの大迫勇也選手を評した「(大迫)半端ないって」もトップテン入り。
個人的には、メジャーリーグでも二刀流の活躍を見せた大谷翔平選手のニュースで度々目や耳にした「ベーブ・ルース以来」という言葉を推してたんですが、ノミネートすらされていませんでした(^^;)
今年はテニスの大坂なおみ選手の全米オープン優勝という快挙もありました。
各地で自然災害による被害が多かった1年でしたが、そんな中で国際的な舞台でのスポーツ選手の活躍は明るい話題でした。

さて、今回は「日本人の時間の観念」について書いてみたいと思います。
決められた時間を守るというのは、日本では子供の頃から学校でも徹底して教育されます。
外国から日本に来られた人達の中には、「日本人、時間にうるさすぎるだろ……」と感じている方も多いのではないでしょうか。
しかし、皆さんが日本で仕事をしたり就職・転職のために面接を受けに行ったりする場合に、これはとても大事なポイントになります。
是非、頭に置いておいていただきたいと思います。

実は、伝統的な日本のマナーでは、個人の家を訪問する際などは、約束の時間を数分過ぎてから行くのが正しいとされています。
相手が来客のための準備に手間取っている場合があるので少し遅く行く、という考え方からです。
しかしながら、現在では日本人でもそういう習慣を知らない人も少なくないので、ただ「遅れてきたな」と思われてしまう可能性もあります。
現実的には時間通りに行くようにするのが間違いないでしょう。

特にビジネスや面接の場合、時間に遅れてはならないというのが鉄則です。
時間に余裕をもって行動するのが基本ですが、万が一遅れる場合は電話で連絡し、お詫びするようにしましょう。

ビジネスで企業を訪問する際の時間については、「時間ぴったりに行く」、「数分早めに行く」など、人によって考え方が違います。
会社の方針が決まっている場合もありますので、迷ったら上司の方に相談するのが良いでしょう。

また、あまりにも早く訪問するのも不適切です。
相手も、あなたが約束の時間に訪問してくると考えてスケジュールを立てています。

たまに「30分くらい早く行った方がやる気があると思ってもらえる」などと考えている人もいたりしますが、非常識だと思われる場合の方が多いと思います。

皆さんがビジネスや就職・転職活動で企業を訪問する場合には、くれぐれも遅れることのないように気をつけましょう。
「この人は時間を守れない人だな」という印象を与えると、致命的なマイナスになります。

日本の習慣を知って、快適な生活を送っていただきたいと思います。